俺は『怒り』(2016)『友罪』(2018)は観てない。『悪人』(2010)は何とか観たが、未だにコメントしてない。

だから観ない筈だったのだが、何故観てしまったのか。新聞で古田新太が本作に否定的な発言(私の印象)ばかりしていて「演ってて辛かったんだろうな」と思わせたので、尚更観ない筈だったのだが。

時間的に『護られなかった者たちへ』とどっちか観なくちゃでさ…、ごめんな瀬々監督。

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赦す為には憎み切るしかなかったんだよな。現実にはここ迄行けなくて、恨んで拗ねて閉じ籠ったりしてもしまうけど。映画では僅かな救いしか無かったけど、俺の中で世界が少し楽になった。だから、観て良かったと思う。