[コメント] 次郎長三国志(1963/日)
4部作構成の「起」でありながら、物語のヤマを二つも併せ持つ徹底した娯楽作品として完結している。その上、集結してくる子分たちのエピソードもまた充分に描き込む等、とにかく全編にわたり無駄がないし、なさ過ぎる!職人技とはコレ。
鶴田浩二はプライベートで松方弘樹を特に可愛がったという。対して、(かつては)二枚目美少年として這い上がってきた山城新伍には終生陰湿なイジメを繰り返していったともいう。(鶴田の実娘の手記より)
そんな3人ががっぷりと組んだ本作。こんなエピソードを知ると、鶴田と山城のシーンには何か特別なものを感じて緊張してしまう。
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