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[コメント] ラストナイト・イン・ソーホー(2021/英)

ベイビー・ドライバー』のエドガー・ライトの新作は、'60sの音楽やカルチャーに溢れています(でもビートルズは無いの)。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
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デザイナーを夢見てロンドンにやってきた女の子が「体験」した、60年代のロンドンで起きた女の子の凄惨な事件。彼女の「ギフト」がもたらす、不思議な体験。予告編で見たよりも「ハード」な映画でした。

美しい衣装と、懐かしいオールディーズのメロディと、華やかな「闇」に包まれるハードサスペンス。成功を夢見る二人の少女が、「ソーホー」というロンドンの街で、時を超えて共鳴しあう。

華やかな街に迷い込んだ彼女たちが巻き込まれる、血なまぐさいサスペンス、そしてミステリーの要素もある。主演の二人の少女が、魅力的だ。特にアニャ・テイラー・ジョイは、『スプリット』でも見せた独特の存在感があります。

ところで「ソーホー」ってNYの地名と思ってましたが(明菜の「D404ME」というアルバムのコンセプトで知りました)、ロンドンにもソーホーという場所があったのですね。NYのソーホーは、芸術家・アーティストの暮らす街のイメージでしたが、ロンドンは劇場や風俗街らしく、「新宿」みたいな町でしょうか?

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ゑぎ[*]

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