実はあまり前情報を仕入れないで見に行きました。だからひとつ前の『ヴェノム』の映画のエンドロール後の出来事から続いた「マルチバース」が何なのか、全然想像してなかった。で、「ドック・オクトパス」が出てきて、「おまえはピーターじゃない」とか話してもピンときてなかった。で、「グリーン・ゴブリン」登場で、「あれ？」って。でも実は「アメージングシリーズ」は二作とも見てなくて。だから、「エレクトロ」とか「リザード」にもピンときてなくって。

そんな中の、ネッドが呼び寄せた「ピーター」がガーフィールドだった時に「おおっ！」と声が出てしまった。そこでようやく、ピースがすべて嵌りました。「マルチバース」ってそういうことか！

ならば、当然のごとくマグワイアも合流。三人揃ったときは、ジーンときました。ただ「単に過去のピーターを集めました」だけじゃなく、そのヴィラン達を、ある意味「浄化」したうえで、それぞれの世界に戻すという、そしてドクターに「記憶を消してしまう」依頼をする。優しいなあ。やっぱり、マーベルは話を作るのがうまいわ。ドックがマグワイアに「成長したな」とかいう場面は感動もの。

ヴェノム自体も、ある意味「マルチ」な存在だ。

もう一人、もう初代の内容は忘れかけてるんだが、J・K・シモンズは、初代シリーズに登場していたらしいが、どんな役だったか全く覚えてないです（涙）。今回みたいにスパーダーマンを糾弾する人物だったのか？そして、彼もマルチバースでこの世界に来たのかな？