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[コメント] ウエスト・サイド・ストーリー(2021/米)

ウクライナ侵攻の日に鑑賞。無意味な争いは、誰の得にもならない、誰も幸せにならない。そんなことを考えながら見てましたね。
プロキオン14

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







私の大好物、ミュージカル映画。たびたび延期になって、ようやく公開された名作です。

元映画は60年前の映画、その前はブロードウェイの大人気ミュージカル。だからこの映画も「再演」として鑑賞するのが相応しいのかもしれません。

元の映画をちゃんと見たことはありませんでしたので、実質初見ですが、「ロミオとジュリエット」を下敷きにしているのは知っていたので、この物語が「悲劇」で終わることは判っていましたが、ミュージカル好きとしては、楽しみはそこじゃなく、歌とダンスで、いかに私を楽しませてくれるかに因ると考えてました。

聴いたことある「♪Tonight」と「♪America」はスタンダードとして知ってましたが、「そういう場面」で流れるんだ〜と納得。そしてダンスも、なんというか認識として知っていた「独特のY字で飛び跳ねる群舞(言葉にすると難しい)」も健在で、あ〜本当に名作ミュージカルを見ているんだと実感できました。

ダンスも群舞はよかったです。元映画との比較はできないので仕方ないが、衣装もジェット団側は「青」を基調とした衣装、シャーク団(プエルトリコ側)は「赤・茶色」で、素敵でした。

今思うと、『イン・ザ・ハイツ』というミュージカルは、この映画との共通点が多い気がします。このミュージカルの舞台の町は「ワシントン・ハイツ」みたいな町だったんでしょうか?

2時間半はあっという間。満足いく仕上がりでした。注文を付けるなら、主人公。トニーからは「60年代」を感じませんでした。一人だけ80年代ぐらいな印象。これは顔立ちのせいなのか、服装や髪形のせいなのか、あるいは演技のせいなのかは、初見では判りませんでした。

もう一回は見に行こう。そうしたら、もう少し点が上がるかもしれない。

余談:コリー・ストール演じる警部補?、普段スキンヘッドの俳優さんが髪の毛があると、ちょっと笑ってしまった。

(評価:★4)

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