[コメント] ウエスト・サイド・ストーリー(2021/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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私の大好物、ミュージカル映画。たびたび延期になって、ようやく公開された名作です。
元映画は60年前の映画、その前はブロードウェイの大人気ミュージカル。だからこの映画も「再演」として鑑賞するのが相応しいのかもしれません。
元の映画をちゃんと見たことはありませんでしたので、実質初見ですが、「ロミオとジュリエット」を下敷きにしているのは知っていたので、この物語が「悲劇」で終わることは判っていましたが、ミュージカル好きとしては、楽しみはそこじゃなく、歌とダンスで、いかに私を楽しませてくれるかに因ると考えてました。
聴いたことある「♪Tonight」と「♪America」はスタンダードとして知ってましたが、「そういう場面」で流れるんだ〜と納得。そしてダンスも、なんというか認識として知っていた「独特のY字で飛び跳ねる群舞(言葉にすると難しい)」も健在で、あ〜本当に名作ミュージカルを見ているんだと実感できました。
ダンスも群舞はよかったです。元映画との比較はできないので仕方ないが、衣装もジェット団側は「青」を基調とした衣装、シャーク団(プエルトリコ側)は「赤・茶色」で、素敵でした。
今思うと、『イン・ザ・ハイツ』というミュージカルは、この映画との共通点が多い気がします。このミュージカルの舞台の町は「ワシントン・ハイツ」みたいな町だったんでしょうか?
2時間半はあっという間。満足いく仕上がりでした。注文を付けるなら、主人公。トニーからは「60年代」を感じませんでした。一人だけ80年代ぐらいな印象。これは顔立ちのせいなのか、服装や髪形のせいなのか、あるいは演技のせいなのかは、初見では判りませんでした。
もう一回は見に行こう。そうしたら、もう少し点が上がるかもしれない。
余談:コリー・ストール演じる警部補?、普段スキンヘッドの俳優さんが髪の毛があると、ちょっと笑ってしまった。
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