[コメント] トップガン マーヴェリック(2022/米)
映画を見終った人むけのレビューです。
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まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
もうどうせ皆さんご指摘済みでしょうからいちいち列挙はしませんがオリジナル踏襲シーンの幕開けに「おおっ」となり、そして『ライトスタッフ』からのエド・ハリスですっかり術中にはまってしまいました。
なんとなくトム・クルーズってどんな映画でもトム・クルーズで、しかも最初から正しく完成された人というイメージが強い(偏見)のだけど、この映画は(適度に)悩んだりして(適度に)成長しつつ(過度な)困難を克服するあたりのキャラ設定が気持ち良く見られた最大の要因なのかもしれません。ちょうど私の大好きなア・フュー・グッド・メンと同じ感じ。仲間が足を引っ張らない心地よさも含めて。そういう意味では物語の最後にルースターに「Sir」と呼んでもらえるのも象徴的でした。このあたりもやっぱり本歌取りのひとつなのかな?
あとジェニファー・コネリーがストーリーにあまりに自然に溶け込んでて、そのあたりの語りも見事でした。あんたオリジナル版にも出てたよね、みたいな。
とは言え、この映画の良さをうまく言語化できないのが悔しい感じ。また観に行きますかね…。
(とは言え宣戦布告もなしに他国に爆撃仕掛けるって、なんだかなあとは思う。ブロフェルドとかスペクターとかはそういう問題を回避するために存在させられているのだろうけど、そうするとミッション・インポッシブルだし…)
<追記> 前作と同様、男女関係の進みっぷりがやや英国的もたもた感なのも良かったし、2階から飛び降りたトムが娘と会っちゃうあたりもなんだかワーキングタイトルのようで、全般的にドラマ部分も良く出来てましたね。
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