[コメント] 偽れる装い(1945/仏)
ヒロイン(ミシュリーヌ・プレール)を始め大勢の女たちが画面を占拠し続ける。その圧倒的な存在感が、女を創作のための糧としかみないデザイナー(レイモン・ルーロー)の倒錯を際立たせ、さらにジャック・ベッケルはそんな男を神経症的演出で煽り続ける。
生身の女の美に魅せられながらが、生身の女より美しさを凝固したマネキンと運命を共にする男の“幸福”な悲劇。
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