[コメント] エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022/米)
日曜の夜に映画館に行ったら、最前列以外満席だった。こんなに客が入っている映画館に居たのは何年ぶりだろう。アカデミー賞の集客力は凄い。映画の方は、アカデミー助演男優賞キー・ホイ・クァンの演技の切り替えの妙技が凄いとの前評判を確認。でも、内容はわりと普通だった。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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下半身ネタが自分のツボじゃなかった。オースチンパワーズなんかは好きなのに。いまどきケツに何かぶっさしても衝撃はないし、女王様も食傷気味で。
メッセージも、いまいち刺さらなかった。人生で選択しなかったことによる可能世界があったとしても、あんたが今生きている宇宙が一番だから可能世界を全部引きうけて、目の前の人生に対峙しなっていうメッセージは真っ当だけど、だから何?って感想です。
それと、マルチバース全体に影響を及ぼす存在って一元的で、マルチバース(多元宇宙)の意味がないじゃんね。ま、これはウルトラマンゼロ以降のウルトラマン(シンも含む)のマルチーバース設定も同じではありますが。マーベルの方がちゃんと多元宇宙しているので、アメリカ映画としては後退に思えます。
ということで、★3は役者さんに。
(TOHOシネマズ新宿にて劇場鑑賞)
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