[コメント] モリコーネ 映画が恋した音楽家(2021/伊)
500以上の映画とTVの音楽を作ってきたというモリコーネ。曲は知っていてもその人となりについては無知であったが、長編ドキュメンタリーらしく、経歴と作品への取り組みをたくさんのインタビューと共に紹介している。
まず父親がトランペット奏者だったこと。医師を目指していたが父に進められて音楽の道を選んだこと。恩師になかなか認められなかったこと(映画音楽は卑下されるものだったという)。イタリアンポップスも数多く作曲していること。依頼された監督との方向性の違いをどう乗り越えたかなど、興味深い内容だった。
ドラマチックで映像を最大限盛り上げるメロディと編曲は、情熱的でまっすぐな人柄がしのばれる。
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