[コメント] 岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023/日)
こういう理屈ではない怪異譚というのは、やはり画面の説得力がモノを言うのではないだろうか。荒木の絵というのは言うまでもなくただのリアリズムではないので、情念の籠った絵を画面上に展開できなければ、説得力は大半が失せたも同じだ。カメラに品格があるのは褒められるが、やはりこの「邪悪な黒」を再現できない時点で恐怖は表現されていないと見るべきだ。
(水那岐)
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