[コメント] ワーロック(1959/米)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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赤狩りでドロップアウトしたドミトリク監督の思い入れ深い作品で、ワーロックの町の判事は、不具者として描かれ、その判事をフォンダにいたぶらせたり、仲間を裏切るウィドマークの苦悩の中に、赤狩りで仲間を捨てたドミトリクの苦悩を重ね合わせる事も出来る。フォンダはワイアット・アープ、クインはドグ・ホリデイがモデルといわれ、この同性愛的関係が作品に微妙なアクセントを与えている。表の顔を支える馬鹿になりきれなかったクインの悲哀が心を打つ。この二人の関係は近藤勇と土方歳三の関係にも通じる物がある。フォンダのガンアクションも見もの。
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