[コメント] 苦い涙(2022/仏)
オゾンが久々に見せた本音の映画。愛の始まりから終わりまでを、ほとばしるように簡潔にしかもしっかりと強く紡いでゆく。もう愛する人の前では、親も娘も親友も何ものでもない。そんなストレートな気持ちを伸び伸びとわれらに伝えるオゾンの素朴さが素敵だ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
オゾンもうれしいのだろうが、我も清々しくさえなるほどにんまりとしてくる。ホントいい映画だ。D・メノーシェの演技は男優賞ものだ。
わが愛するR・シュナイダー、I・アジャーニ、H・シグラまで登場し、もうオゾンやらファスビンダーやら、溶けて混濁してしまい、わが青春のごった煮状態になる。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。