[コメント] ベイビーわるきゅーれ(2021/日)
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
公開時に観逃して、2年半後にCS録画で鑑賞。
公開時に観なかった理由はウチのヨメの食指が動かなかったからなんですが、やっと鑑賞した結果、ウチのヨメの感想は「女の子が躊躇なく殺すのがサイコーだよね」だとさ。
めっちゃ楽しい映画でした。格闘アクションもガンアクションも素晴らしい。カシャカシャってマガジンを素早く交換するのとか超かっこいい。伊澤彩織は「アクションの距離が近い」と言っていましたが、アクション監督・園村健介の力量なんでしょうね。何ていうのかな、見かけよりも実のあるアクションに見えます。
阪元裕吾という監督も殺し屋映画が好きなんでしょうね。高石あかりが買ってきたパンの匂いを嗅いで「あがるー」言うとりますが、おそらくこれは、鈴木清順『殺しの烙印』の「米」に対するオマージュだと思うんですよ。
監督が若いんですよね(本作時点で25歳だとか)。メイドカフェの女の子が「コンビニで1000円も使う人は超金持ち」と思う感覚って、おそらく監督にとってリアルガチなのでしょう。社会不適合というか、世の中で生きていくことが不器用だというのも、おそらく監督にとってのリアルガチだと思うんです。
それと監督・脚本の若さの一つとして、話が変に複雑じゃないんですよ。しがらみとか、因縁とか、裏切りとか、社会悪とか、巨大な陰謀とか、そういう面倒くさいことを投げ捨てて「アクション」に特化した潔さがいい。その結果、映画として何が面白いかというと、女の子が躊躇なく頭ぶち抜くのがサイコー、やっぱり撃つなら心臓より頭だよねってことですよ。
ああ、あと、BGMがうっすら「ワルキューレの騎行」なのもいい。
(2024.01.03 CS録画にて鑑賞)
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。