[コメント] キリング・オブ・ケネス・チェンバレン(2019/米)
徐々に緊迫感が増していき、ハラハラドキドキで実にスリリング。映画としてなら衝撃のラストに向かう、そのスリルが存分に楽しめるが、これが実話をなぞっているということが、心底、やりきれない。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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エンディングでは、記録されていたのであろう実際の現場の音声が流される。それは映画の中身とほとんど変わりがない。
他にやりようはなかったのか、なぜ、早急な解決をめざしたのか、これが差別と偏見の実態なのか、様々な思いが観終わってから浮かんでくる。
どうするのが正解なのか、簡単には言えないのかもしれないが、この事件で責任を問われた警官がいないというナレーションには、さすがに驚く。
そして、やりきれない、無念の思いだけは尽きることのない映画だった。
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