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[コメント] ゴッドファーザーPARTIII(1990/米)

何から何までパワーアップしており、続編にありがちなガッカリ感は微塵も感じさせない。「舞台装置」という言葉はこの作品のためにあるとさえ思った。
TOMIMORI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ゴッドファーザー3覚書(「実録マフィア映画の世界」を参考)

倒産の危機に瀕したパラマウント社を救うために作られた。 タイトルは当初「マイケル・コルレオーネの死」だったがパラマウント社に「PART3」を押し切られる。

ソフィア・コッポラの娘役はウィノナ・ライダーマデリーン・ストーが候補。 ソフィアは実は三部作すべて出演しており、1は洗礼式の赤ん坊。2は船上の少女だった。 コニー役のタリア・シャイアはコッポラの実妹。 ロバート・デュバルはギャラに不満で降板。アル・パチーノもギャラで揉めたが、コッポラが「マイケルの葬式シーンから始めるぞ」と脅して了承させた。

ローマ法王暗殺は78年に死亡したヨハネ・パウロ1世の毒殺説に基く

バチカン銀行総裁役のヘルムート・バーガーは82年に首吊り死体で発見されたアンブロシアーノ銀行のロベルト・カルヴィ頭取がモデルで、アンブロシアーノ銀行は実際にもマフィアのマネーロンダリングに関わっていたとされるバチカン銀行の系列である。 (参考:『法王の銀行家』)バチカン銀行は当時のパラマウント社の大株主でもあった。 パラマウント社からマフィアへの200万ドル献金説も有。

(評価:★4)

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