夢ネタもタイムスリップネタも音声ネタもみんな楽しい。主人公がおとぼけのハンサムボーイというのが佳い。昔なら船越英二の"風"さんってとこだが、彼ほど根が悪くないのがいい(佐田啓二や池部 良では真面目過ぎる)。一寸前なら永瀬正敏、今ならオダギリジョーだが、それでもまだJPの”品格”には及ばない。

一番若々しくて輝いているマガリ=ヴァンデゥイユとくっ付いたのは(JPが暢気なプレイボーイだけに)安心したけど、彼女だけが最初から彼に恋してるという設定はどうなんだろか。ドタバタの中心をJPに集中して物語は安定しているけど、ちょっと予定調和過ぎて物足りない感もあり。