[コメント] 海の牙(1946/仏)
一番コワかったシーン。このコワさが権力というものか。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ゲシュタポに雇われた殺し屋が逃げ出す。倉庫の裏に隠れるが、ゲシュタポが捜しに来る。銃の打ち合いになるのかと思いきや、そうはならず。
ゲシュタポは彼の前に立ち口を引き締め、睨みつける。そして立ち去る。彼はその後をうなだれて付いていくのだ。
更にはその直後ゲシュタポは彼に殺人を命じる。目もうつろな彼は命じられたままに実行する。
人間を支配するというのはこういう事だ。彼はコワさが骨身にしみて、何も考えられなくなったのだ。これが権力の本当の姿だろう。
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