[コメント] コピーキャット(1995/米)
昔、観た時はハラハラして凄く楽しめた印象があるけど、改めて観るとそうでも無いなぁ…。でも決して、どうしょーもないサイコ・サスペンスと迄はなっていず健闘はしています。脚本より体当たりシガニーの演技のおかげ!。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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昔の事件のトラウマから逃れられないシガニーが、再度、模倣犯(コピーキャット)に襲われてしまうというアイディアは斬新だったのだけど…。最初の事件のカルト犯人(ハリー・コニック・Jr)との駆け引きで模倣犯のヒントを探すと言うシチュエーションが某メガヒットサスペンス映画を彷佛とさせ過ぎてしまい脚本こそ模倣の匂いが…。それにジャズシンガーであることを、かなぐり捨ててコニックJrは熱演してるものの、どーもカルトな囚人には見えず(スケール小さい)、シガニーやホリー・ハンターの方が意志も肉体も強靭に見えてしまう。これは他の共演者(ダーモット・マルロニー,ウィリアム・マクナマラ)にも共通だが年齢差し引いても主演の女優二人に俳優陣が迫力負けしすぎ。この辺りのキャスティングのバランスは『LAコンフィデンシャル』とか『スパイダー』とかは上手だった。しかしマルロニーの殉職シーンの方が何かストーリーと無関係だけどシーンとしては衝撃的に胸に残った。ドーナツが哀しい…。歪むシガニーの表情は自前か特殊メイクか判断が微妙。
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