[コメント] 美しきセルジュ(1958/仏)
この映画の時点で既に技巧的にかなり完成度が高く驚かされる。ヌーベル・ヴァーグは実は生みだされた瞬間から既に老成していたのだ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ジャン=クロード・ブリアリが町を散策するシーンのカット割りが見事なカッティング・イン・アクションで、おそらく一台カメラで撮影されたであろうにもかかわらずハッとするぐらいスムーズかつ新鮮だ。宿の部屋の窓から通りを見降ろすカットの美しさも特筆に値する。全編に亘ってアンリ・ドカエのカメラワークは縦横無尽。仰角カットも目立つ。しかし、こういうカメラワークの呼吸を見ていると、クロード・シャブロルの志向性がサスペンスに向かうことが充分に頷ける。
#ベルナデット・ラフォンのワンピース姿が可愛い。大きな白いボタンが前に並んでいる。
#広場でジャック・リベットという名の男が登場する。フィリップ・ド・ブロカが演じているらしい。
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