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[コメント] エストニアの聖なるカンフーマスター(2023/エストニア=フィンランド=ラトビア=ギリシャ=日)
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★3ぬるい展開には嫌気がさしてくるものの、ロシア正教というおごそかで、厳格で、そして退屈極まる伝統の継承者を、それでも国家権力に歯向かう民衆の力として、わざと香港映画的な勘違い要素を付加してみるところに、虐げられた民のオプティミスムは見い出されて珍妙な面白みはある。洗練とは無縁だが、泥臭いユーモアも多少の親近感は抱けるものだ。 (水那岐)[投票]
★32022年に本邦公開された『ノベンバー』(2017)とは随分とスタイルを異にする作品にも思えるが、その実、全編にわたるジョークのような演出、画面造型という志向性においては、やはり共通していると云えるだろう。 [review] (ゑぎ)[投票]