[コメント] 海辺へ行く道(2025/日) - 更新順 (1/1) -
スタンダードサイズに切り切り取られた風景の中、海辺の町の若きクリエーターたちの“ひたむきな純粋”が遭遇する、何か変だが、大して変でもないひと夏の出来事。計算ずくでも、ドタバタでも、脱力系でもなく、日常に滲む“可笑しみ”が滲み出て来る群像コメディ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
海辺の町の寸景集を仄かにシュールで時に奇天烈な温もりと優しさに縁取られた世界観で統御し得ている。確かに『アマルコルド』を連想させる。無いのは時代性と批評性と詩情か。全篇の大半に処されたズームアップ&ダウンが予兆と終焉を示唆し続けるのも良い。 (けにろん) | [投票] |