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[コメント] 暗黒街のふたり(1973/仏=伊)

理不尽すぎる展開。ドロンとギャバンが出ているから『暗黒街のふたり』とは、やや行き過ぎた邦題。
kinop

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







やたらに理不尽。最後のギロチンはむご過ぎる。悲劇の主人公はドロンの定番ではあるが、これはきつい。

変な話だが、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』はどうしても受け付けられないのだが、ドロンの映画だとそうは思わない。何故かと自問自答してみたが、『ダンサー・・・』は死んでも幸せと思わせようとする雰囲気が嫌でミュージカル仕立てなのが余計に嫌な気になったが、こちらはドロンの悲劇の男の悲しさに酔うことが前提。救いようのない結末を知っていて見る映画。要するにかっこいいアラン・ドロンを見たいから見ているということ。

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)ハム[*] chokobo[*]

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