[コメント] ぼくの伯父さんの休暇(1952/仏)
「タチの悪い客が増えたな」字幕までフザけてる!(06・7・25)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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この映画は以前に見て詰らなかった記憶があったので覚悟して見ました。小ネタ(ドアの開閉音とか)を数えながら見たら約五十七箇所もありました。バスから降りたときに傘が2本倒れる場面があったじゃないですか。あそこもヘンなんですよ。傘なんか使うわけないのに持ってくる都会人をバカにしてるんでしょうね。
バカンスに来てまでラジオのニュースや首相の演説に耳を傾けている都会人への痛烈な風刺ですね。新聞を海岸まで売りに来る人とか…50年代ですでに情報化社会へ警鐘を鳴らしている。それが露骨な形ではなくてアイスクリームやテニスのギャグに隠されているんです。ロハスという言葉が流行ですがユロ氏は「ロハスな人物」といえるのではないでしょうか。
というような難しい事を考えずになんとなく「BGV」として流し見しながらニヤニヤするというのが良いと思います。
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