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[コメント] 日本侠客伝 浪花篇(1965/日)

どぎつい大阪弁は浪速っ子の私も少し引いた。が一番の問題は、ロールの名前の順番だ。物語に即していないのだ。バカにされたような鶴田が始終怒ったような顔で演技をしている。
KEI

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







ロールの名前の順番が、1番が鶴田、2番が高倉になっている。格は鶴田の方が上なので形としては良いのだが、では主人公かと言うとそうではなく、物語の主人公は高倉だ。鶴田は中途半端な役柄で、登場も半分過ぎてからだ。こういう時は、ラストに名前を持ってくる手も有るが、大御所大友が今回悪の親玉で出ており、大友の名をラストに持ってこざるを得なかった。仕方なく鶴田の名を1番に持ってきたのだ。形だけ祭り上げて、中味なしという扱いだ。

もう1つ文句を言うと、歌手村田の扱いだ。重い役を与え過ぎじゃないか。素人を困らせるなよ、と言いたい。

ただ1つ良かったのは、大好きな若葉が本当に可愛く撮れていたことだ。

(評価:★2)

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