人によってはギャグ映画になるかもしれないが、当時（いや、いまでも）は強烈に怖かった。親父と姉ちゃん三人でくっつきながら観た記憶がある。

死霊の視点なのかは分からないが、猛烈に追っかけてくるカメラが斬新で怖かった。「グォー！？」とか言って、もうヒ〜って感じだった。グチョ・グチョで鬼畜な内容ながらも、展開が面白いので家族でもなんとか安心して観れた。アメリカ映画のホラー物ってエロシーンが多くて、家族だと気まずいんだよね。

最近はジャパニーズホラーが流行り、死霊やらゾンビなど非現実的なホラー映画はあまり上映しなくなった。和製ホラーも面白いし、リアルな怖さでいったらそっちだろう。だが、「死霊のはらわた」のような、後残りのしないジャンクなホラー映画がまた復活してほしい。