[コメント] ピアニストを撃て(1960/仏)
ていねいなカメラワークなのに、どこかつっけんどんなトーキー映画のような編集が、滑稽な人生の隙間を埋め尽くす無常観漂わせて印象深い。
臆病とか言って女3人も絡んでくるんだから羨ましい。シャルル・アズナブールは喋らないときの表情がいいですね。
女に関わると悲劇を産むという「チャイナタウン」のようなノワール展開だが、追っ手のバカな兄弟を筆頭にどこかユーモラスで滑稽。その中で漂ってくる無常観は「バーバー」のようでもあった。
モノクロって素敵です。
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