[コメント] セブン(1995/米)
何といっても殺人現場の状況意匠がかなりユニークでインパクトがあるし、ラストのだだっ広い荒原に鉄塔が立ち並ぶ殺風景もいかにもアメリカっぽくって印象に残る。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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割とあっさり真犯人に到達するあたり、ミステリの話法をあえて破ってみせる意外性はよいと思うが、ケヴィン・スペイシーの登場はいかにも早すぎで、特にその後だらだらと喋り過ぎるのは興を削いでいるとしか思えず。
話題になった「衝撃のラスト」については、型破りをやってのけようという意欲は買うものの、所詮ハリウッドのコード(お約束)を破る程度で、「映画」という表現のフレームワークを破壊するほどでもなく、小手先感は否めない印象。
ブラッド・ピットはこれでは単なる大根にしか見えず、やや気の毒。
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