[コメント] 真昼の暗黒(1956/日)
「八海事件」の映画化。映画では舞台は岡山県。結局冤罪事件となるのだが、現在の刑事訴訟法が改正される前の事件であり警察、検察の描き方に注目。
当時、裁判中とあって映画上映にあたって圧力があったそうだが敢えて上映にまで漕ぎ着けたのは製作者サイドの英断だろう。脚本が秀逸であくまで主人公被告を主観的に描かず客観的描いている辺りは『羅生門』橋本脚本の現代版。
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