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[コメント] にっぽん昆虫記(1963/日)

膨大な情報量を内包しつつ小細工無しのリアリズムなアプローチで背景が醸し出される巨視感。こういう丁寧な労力でしか本物は産み出されない。あざといとも言える近代史の点描の中を始原的なストップモーションと短歌の反復を携え左幸子は駆け抜ける。
(★5 けにろん)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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