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[コメント] にっぽんのお婆あちゃん(1962/日)

例えば『楢山節考』の姥捨ては「生きること」を引き継ぐための知恵であり、そのシステムは謙虚と愛情によって成立していた。核家族化が進む高度経済成長期、この昭和の姥捨ては、親子双方の主張、つまり「エゴ」の衝突に起因する。豊かさが心を侵食するという矛盾。
(★4 ぽんしゅう)

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