[コメント] どっこい生きてる(1951/日)
戦時中は皆に従っていれば、生きてゆくこともでき、できなければ不運と諦められた。この時代は自分の努力と狡猾さが生きてゆくために不可欠な時代だ。もともとそんな性質に無縁だった主人公の目には、成功か破滅かしか見えてこない。河原崎長十郎の目は何かに憑かれているかのように悲壮だ。
(水那岐)
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