[コメント] 桜桃の味(1997/イラン)
死に憑かれた男の悠々とした行動。私の人生の中でも最もこれが理解できない時期に観てしまったようだ。息子や娘に見捨てられた晩年に、覚えていたらまた観てみよう。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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主人公は結局、自分の死を激しく止めてくれる人(説)を探して彷徨っていたように思う。それだったら生き続けることを選ぶことができる、と納得できるだけの指針を求めて。
見方(考え方)が変われば、世界は変わって見える。
赤土の台地が草に覆われた美しい丘陵に姿を変えている。
これを、一夜あけて穴から出てきた男が見た風景、そこは・・・のようにドラマの中でやってしまったら、作り物っぽいファンタジーに見えてしまう。ラストはあのようにせざるを得なかったんではないだろうか?
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