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[コメント] 武器なき斗い(1960/日)

山宣の柔和な人柄がえらく情況に不似合いに見えて,成程それがこのひとの凄さか,と解るのだが,もう一つ強さが欲しかった。
死ぬまでシネマ

人々の為に,(本当の)正義の為に,その命を貫いた生涯は凄まじく,力強い。それは,観ている我々が能動的に受けとめようとするならば,更にその力を増すだろう。しかし受動的な娯楽に馴れた者が観たならば,訴求力に弱さを感じるかも知れない,と正直にぼくは思った。

左翼用語のナレーションも,時代の制約とはいえ,今のひとにはどうか・・。差し引いて観てくれればいいのだが。

(評価:★4)

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