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[コメント] 怪談(1964/日)

全般的に冗長している。もう少しテンポよくした方がよかったのではないか? 雪女が失敗。老けすぎてミスキャスト過ぎる。ただ、茶碗の中を最後にし帰結させたのはよかった。相殺して3点。
氷野晴郎

180分は長い。各話20分あれば十分だろうに。オムニバス形式なら、世にも奇妙な物語のほうがまとまりがいい。

まぁジャンルが違うが。

全体的にワンシーンごとが丁寧すぎる。わるくいうとだらだら長い。

幻想美や様式美、制作費かけてこれだけ頑張ったんだ!を主張したかったのだろうが、はっきり言って視聴者は求めていない。

少なくとも自分は。

DVDでの解説みると、「雪女」「芳一」で仕様されてたホリゾント(ついたて?)に相当なこだわりや美術を求めていたそうだが逆効果だった気がする。

そのまま自然の風景を撮影したほうがリアリティがあってよかったのではないのか? 少なくとも自分は。

なんつうか、TVゲームでいうところのQTEの評価に近いというか。

QTEって嫌われてるでしょ。評判よくないのにどのゲームメーカーもボス戦とかでQTE導入してくる。

自分たちで頑張った映像をみせたくて仕方ないのでしょうね。その感覚に近い。

この映画に限らず、大作映画といわれてるのによくありがちなパターンですが。

「雪女」がとにかく駄作だった。 というより女優選びが失敗。有名女優だか知らないが、顔も声もイメージとかけ離れ過ぎてた。

別に彼女の演技が悪いとかいうのでなく、単純に「雪女」として似合わなかった。会社や監督のミスだろう。

★★

文句だらけだが、「茶碗の中」は秀逸だった。(それと明治版)まったく知らない話だったが、一番よかったですね。

この筋書きをみて映画全体の構想やプロット決めたとか。正解ですね!

(評価:★3)

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