[コメント] 南極物語(1983/日)
甘いと言われても構わない、過酷な中で必死に生きている犬たちの姿を見ていると、胸が詰まって涙がとまりません。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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『ハチ公物語』同様かわいそうな犬を見せられて犬好きの人間が泣かずにいられるわけがない、そんな冷めた気持ちを抱きながら、一方では泣く事に快感を覚える僕って一体なんなんでしょう。
リキを失った姉妹(特に妹が新しい犬を要らないと言ったセリフ)の気持ち、よく分かります。愛するものを奪われたショック、いつかは忘れてしまっても、そのときの気持ちは正直なのです。
最後に再会するシーン(健さんが大根でないことが分かりました)、悲しくて流す涙がうれし涙に変わった瞬間でした。それがないとただ悲しいだけの映画だったでしょう。同じ涙なら嬉し涙を流したいよね。
そう考えると『ハチ公物語』よりは後味よい涙が流せました。
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