[コメント] 人生劇場 飛車角と吉良常(1968/日)
演技の最中に“タメ”を作り過ぎと思われる。映画の為に役者を使っているのではなく、役者の為に映画が使われている感じ。いつもおんなじ定食じゃ飽きるからと味付けを変えてくるんだろうか。観る方はそんなこと期待してないのに・・・。(俺だけ?)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
同じ役回りを演じているうちに大根になったのか、大根だから同じ役回りを演じさせているのか知らないが、それでも自然な立ち居振舞いの中に侠気を感じさせるのは健サンと純子のみ。あとの人はためればためるほどクサくなるだけ。鶴田浩二でさえ、そう。まだ中野仁侠映画入門わずか6本目だけどもう断言してしまう、芝居と違って毎度おんなじ話を掛ける訳にいかないから趣向を変えてくるんだろうが、仁侠映画にそんな趣向なんて要らない!健サンか純子、どちらも主演を張らない仁侠映画なんて撮る意味がな〜〜〜い!
吉良常なんて話の中で“何もしない”んだから本来は狂言回しがいいとこだ。脇にいてこそ光る役者を真ん中に据えちゃいけない。「先に行って待ってるだけの事だ」とか言ってたが、その前に「殺しと博打しかやってこなかったから天国には行けねえだろう」って自分で言ってたじゃねえか。周囲の者も地獄へ落ちると決めてかかってるのか?テキトーなこと言いやがって。
どーでもいーことだけど、橋の上で「自首します」って話してるときの飛車角(鶴田)のさしてる傘が、普通の黒いビニール傘だった。人生劇場って時代設定がいつだか知らないけど、周囲から浮いててちょっとウケた。
ラストの殴り込みシーンもフツー。突如白黒に切り換える意味も不明。良く言えば遊び心満載の作品。
65/100(02/05/12見)
(評価:)
投票
| このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。