[コメント] ポンヌフの恋人(1991/仏)
人を好きになる、愛することの素晴らしさ、美しさ、というよりも、その綺麗ごとではない、狂気ともいえる部分が表に出ているように思えた。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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例えば自分の体を切りつけたり、手を吹っ飛ばしたり、念入りに一枚一枚ポスターを燃やしていく、その果てには人を焼き殺してしまったり。あるいは、男の方の女への接近の仕方は、ストーカーじみてもいる。例えば彼女の荷物から手紙を盗み住所を調べ部屋に侵入する。彼女が離れないようにお金を彼女の近くに置いてわざとぶつかって落とさせるようにする。とにかくキレイごとではなく、目的のためなら手段を選ばないような必死な男の姿。
ラストもそういう方向かと思ったらそうではなかった。とってつけたようだけど少しほっとした。ジュリエットビノシュが魅力的。夜の花火、風景もよかった。
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