目が治るかもしれないと分かったとたん、「本当はあなたに愛情は無かった」はないでしょう。自分のことを早く忘れて新しく恋人を作って欲しいと思ったらそう言うこともあるだろうけど、少なくともこの映画の主人公の男性はすぐに新しい恋を見つけられるような環境にあるとは思えない。私だったら「あなたのことは本当に愛していたけど、その気持ちはもう過去のものになってしまった」って言うな。嘘でも。あの一言が残酷すぎて、どうもこの映画は好きになれなかった。