[コメント] ミナ(1993/仏)
暗号に近いような、とっても感覚的な言葉で綴られた日記を覗いてみたけど、なんでかわかっちゃうんだな、ジブン…というような気分になりました。
他人事ながら、恥ずかしくなるほど身勝手で、時々とっても鋭くて、幸せになりたい、自分をよく見せたいという思いが必死で痛い。変節する自分も変節できない自分も、どっちも大事で好きだけど、どっちも「何か違うかも」とイライラも感じる。自分が一番大切だけど、イライラの原因もほかならぬ自分だったりするから、自分の大親友が一番大切で、一番のイライラ源でもある。
なんでこんなにわかったような気になれるか。あまつさえ、それを偉そうに語れるかといえば、やっぱり自分が女に生まれついたからではないか、と推測されます。
ところどころで綻びを感じる映画ではありましたが、大切にしたい1本です。
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