コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] 男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976/日)

山田洋次の反骨精神が顔をのぞかせる。(05・11・20)
山本美容室

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 京マチ子は昔の色気が残っているが檀ふみの清純さに惹かれるモノがある。マドンナが死んでしまうのは残酷な幕切れだ。この映画で寅さんは「鯨尺」を売っている。永六輔の「昭 和 僕の芸能私史」(光文社/知恵の森文庫)によれば1976年(昭和51年)は「尺貫法復権運動」の盛り上がった年で「寅さん映画」も一役買っていたんだなぁ。困った顔の警察官が面白かったね。

 メモ 公開日1976年12月25日 観客動員数 172万6千人 主なロケ地 長野県 上田 別所温泉 新潟県 六日町

(評価:★4)

投票

このコメントを気に入った人達 (0 人)投票はまだありません

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。