[コメント] 男はつらいよ 寅次郎純情詩集(1976/日)
定番の寅さん。それにしては物語がちょっとばかし重すぎ。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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シリーズでもやや特異な位置にある一本。マドンナが二人出てくることと、死によって仲が裂かれると言う衝撃的なラストによって。確かに別れさせるにはこういった方法もあるんだな。
しかしマドンナを二人にしたことで、どうも話が一貫してない感じだし、それに京マチ子はややミスキャストっぽい。死に至る病にかかってるってのに、ちょっとばかし元気すぎるんだよ。
後半まで割と明るい感じで物語が展開していたのに、ラストで突き落とされるってのは、ちょっと寂しい感じ。 毎回寅さんがどうやって振られるか、色々考えているようだが、こういう分かれもあるんだな。
死に目に会えなかったのは、監督の思い遣りか。
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