[コメント] 男はつらいよ 寅次郎の告白(1991/日)
人物的には情けないけど、妙に鋭いところのある満男君。身に降りかかる嫌さが色々と…
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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満男君が主人公となった話はどうにも好きになれない。あのイジイジした性格や、内弁慶で両親にだけ反抗する姿が、なんか昔の自分を思い出させるから(笑)…いや、まだ成長してないかも?
寅さん独自の物語としてはそこそこ面白い部分もあるんだが、なにせ主人公が満男だけに、基調が情けない作品に仕上がってしまった。
ところで、満男君、ここではえらく鋭い寅さん批評をしてる。寅さんは高嶺の花に憧れるけど、それが寅さんになびくと、途端に臆病になる。か。事実その通りなんだが。
ところで、この映画が作られた時代は日本ではバブルの末期。泉の就職活動があんなに難航するのはちょっと変じゃないかな?それともバブル弾けた後だって演出だったのか?(私もこの年に就職したから、実体験として分かる)
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