[コメント] シラノ・ド・ベルジュラック(1950/米)
ホセ・ファーラーのシラノは威厳に満ち溢れ、存在感も余人の追従を許さないのだが、やはりこの映画に関しては名訳の吹き替えで見たかった。流麗この上ないはずのシラノの名調子が、そこらの学生の手遊びの様な陳腐な文章に成り変わり、少なからず鼻白む。映画の字幕担当者は凡人では務まらないことを痛感。
(水那岐)
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