[コメント] 間諜X27(1931/米)
一様に鼻の下を伸ばすマルタイらの個別化を図るべく、ディートリヒの視線は猛烈に遷ろう。男の選別はランダムにしかならないのだが、女の自棄は事に少年の冒険じみた陽性の刹那さを与える。
そして、その痛ましさは頑固な上官セイファーティッツや青年将校といった個性著しい童貞連に究極的には認知され共有される。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。