[コメント] 髪結いの亭主(1990/仏)
時間的な頃合いといい出来良い短篇小説の趣があり映画としてのバランスはパーフェクトなものだが、完璧すぎてあまりに夾雑物がなくこれでええのかと戸惑う。幾つもの謎は放置されたまま踊るしかないのかと煙に巻かれるドラッギーな西洋版狐の嫁入りな幻視譚。
(けにろん)
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