アニメーションの楽しみ方というものを考えさせられることがある。

絵の素晴らしさを堪能するのが一義なのか、実写で撮れないものを堪能するのが一義なのか、それとも単にアニメーション製作に関わっているからアニメーションを作っているだけであって、単純に作品を楽しんでもらいたいのか。

この映画はオムニバスとは言え、三本ともそういったことを考えさせられてしまった。個人的にはアニメだろうが実写だろうが物語を楽しみたいんだけど、映像ですよ映像みたいな映像の押し売り的な作品として観てしまうと、途端に考えさせられてしまう。