[コメント] MEMORIES(1995/日)
大友さん初体験。知らなかった。これがSFってものなのか。彼女の思い出4点 最臭兵器3点 大砲の街5点
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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彼女の思い出 ありがちな話だが、最高水準を保つ演出で、恐ろしく美しい世界が構築されていた。
最臭兵器 最初に薬剤師が新薬をなんのためらいもなく飲んだ時点で引いた。普通の人ならいざ知らず製薬会社の人間は飲まんだろ普通。そういうこと気にしちゃダメなんだろうが、SFは時代考証や人間描写がしっかりしていて、それでいて不条理なのが僕にとってのSFなので。いくらでも笑わせられそうな感じだが、ギャグにウェイトを置いてないのか中途半端。「踊る大走査線」の本広監督とかなら、いい意味でも悪い意味でもおもしろおかしく演出しそうな話。実写でやってくれないかな・・。ラストも消化不良でちょっとげんなり。
大砲の街 画面の中に大砲の街はある。映画を見終わった後、あの登場人物はどうなったかと空想することが多々ある。それはあくまで空想の域をでない。しかし、このストーリーのない短編映画の中には、確実に世界がつまっている。人が生き、悪夢のようで、限りなく無骨でキレイな街が確かに存在する。これはもう空想ではない。大砲の街は、たしかに存在する。
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