[コメント] 真剣勝負(1971/日)
内田吐夢、末期ガンとの真剣勝負。そして決着。折れた刀。無念でござる。
内田のような根っからの映画渡世人にとって映画はスポーツではない真剣勝負そのものであったはずだ。だとすれば、参加することなんかに意義は「ない」。勝たなければ、勝ち続けなければ、名作を生み出し続けなければこの渡世を歩く意義は「ない」。
中途で力尽き支離滅裂に終わった本作を誉めそやす事が内田の霊を慰めるとは到底思えない。
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