[コメント] 動くな、死ね、甦れ!(1989/露)
映画の持つ力はこれほどのものなのか!!!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
89年の作品であるが、第二次世界大戦後という時代を、混沌をもって非常に力強く描いている。少年が喋る言葉は、台本に書かれたものだが、彼が発するとそれは本物にしか聞こえない。監督は、ソ連の街を徘徊する少年達の中から彼を選び出したという。ドキュメンタリータッチとか、そんな安直な言葉では語れない、そこにその世界があるという小手先ではない存在感を感じた。監督は、なぜ二人が撃たれる場面から、目をそらしたのか?それまで、じっと、痛いほどまでに見つめていたものからなぜ目をそらしたのだろうか?
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