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[コメント] 世界で一番好きな人(1995/仏)

こういう魅力的な少女ものには個人的に採点が甘くなる。ジュリア・マラバルのかわいらしさに4点…。少女のいじらしさ、変にませたところなどをさわやかに演じた。
ことは

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







それだけに、あのラストはいただけない。何がいただけないかというと、何年後かの成長した娘役を演じた子が、全くイメージと違ったこと。別人にしか思えなかったし、演技にも精彩を欠いていた。タイプが全く違うし、もうミスキャストとしかいいようがない。見ていて、なんじゃこれ?と呆れて笑えてきてしまった。最後の最後でそれまで構築してきた作品全体のイメージを崩してしまったのは致命的ともいえる失敗であった。どうせなら成長した少女もジュリア・マラバルのままで演じたほうが、どれだけよかったことか。この作品はこの一点において、非常に悔いの残る作品となった。もったいない。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ピロちゃんきゅ〜[*]

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